アリソン・ニックス

アメリカ合衆国出身の女性モデル―アリソン・ニックス(Alison Nix)〔1988年6月生〕

ほほ笑むアリソン・ニックス ―2006年
ほほ笑むアリソン・ニックス ―2006年

西暦1988年―アメリカ合衆国の内陸に位置するコロラド州―その州都デンバーに生まれたアリソンは、それからおおよそ17年の歳月を経た2005年にフォード・モデルズというモデル事務所と契約。・・・のちにまで連なるモデルとしてのその経歴が始動した。

その年の1月にさっそくティーン・ヴォーグ誌に姿を現したアリソンは、9月に至って、マルニ、ミッソーニ、そしてマーク・ジェイコブスなどといった名高いファッションブランド群のコレクションに出場。イタリアのミラノ、そして母国のファッション・キャピタル―ニューヨークにて歩いたこのコレクション群が自身にとっての初のランウェイの経験であった。

その翌年―2006年にあっては、短い間ながら世話を受けていたフォード・モデルズを去ったうえで、ニューヨークやフランスのパリに展開するウィメン・マネジメントというモデル事務所と契約。デイヴィッド・シムズという名高い写真家による撮影を受けベネトンの仕事を経験。更に11月にはヌメロという名のモード誌による特集を受け、その翌月にはヴォーグ誌のドイツ版とイタリア版に姿を見せもした。

2007年度春/夏季~ジュンコ・シマダのコレクションにてランウェイをゆくアリソン。
2007年度春/夏季~ジュンコ・シマダのコレクションにてランウェイをゆくアリソン。

キャシャレルというフランス発の名高いファッションブランドの広告塔になった2007年には、バーニーズ・ニューヨークという母国の高級百貨店の春季のカタログにその姿を現し、更にはエトロやヒューゴ・ボスなどといったファッションブランド群のキャンペーンの場で仕事を重ねてゆく。そして3月にマリ・クレール誌のイタリア版の表紙を飾り、その翌月にはシュプール誌の日本版の表紙を飾った。

・・・更にこの年の8月には、母国のニューヨーク・マガジン誌上における『東欧や特にブラジルに押されて凋落の一途を辿りゆく合衆国のモデル輩出の勢いを盛り返す期待の新人』・・・そのような触れの記事において、アリ・マイケルアレクサンドラ・トムリンソンという同郷のモデルらとともにその三大に挙げられることになった。

そのデビューの時からというものほぼ毎年・・・そして毎季にわたって数多のコレクションの舞台を歩き続け、やがてヴァレンティノのそのクチュール(仕立て)部門の広告塔の仕事を得もした2008年にあっては、前年に請けたバーニーズ・ニューヨークの仕事に続いて、同じく母国のニーマン・マーカスという百貨店の春季のカタログに姿を見せた。

ディオールのショーの舞台裏にて~ポーランド出身のマグダレナ・フラッコウィアック(左)とルーマニア出身のイリナ・ラザレアヌ(中)とともにアリソン 2008年度秋季
ディオールのショーの舞台裏にて~ポーランド出身のマグダレナ・フラッコウィアック(左)とルーマニア出身のイリナ・ラザレアヌ(中)とともにアリソン 2008年度秋季

その経歴のうえで飾ってきたコレクション―歩いてきたランウェイの数々は、アンジェロ・マラーニ、ブラック、シャルル・アナスタス、シンシア・ステフィー、デイヴィッド・ロドリゲス、エンリコ・コヴェリ、エレウノ、ガイ・マティオーロ、イースリ、イミテーション・オブ・クライスト、ジェームズ・コヴィエロ、ケンゾー、マーク・ジェイコブス、マルニ、ミッソーニ、ポリーニ、レベッカ・テイラー、ラフィアン、トミー・ヒルフィガー、ツモリ・チサト、ウォルター・ロドリゲス、アキコ・オガワ、アルベルト・ビアーニ、アリス・ロイ、キャサリン・マランドリーノ、チャップリン、シンシア・ローリー、ギャスパー・ユルケヴィッチ、ガラニ・ストロク、ジル・ロジエ、ジョン・リッチモンド、ジョン・ロシャ、ジョナサン・サンダース、ジュンコ・シマダ、カレン・ウォーカー、クリスティーナ・ティ、ラウラ・ビアジョッティ、マーガレット・ハウエル、マウリツィオ・ペコラーロ、プリーン、リチャード・ニコル、ロベルト・メニケッティ、ロクサンダ・イリンチック、シークレッツ・オブ・チャーム、タタ・ナカ、トレーシー・リース、トロヴァータ、ユナイテッド・バンブー、ヴィヴィアン・ウエストウッド、イーガル・アズルーエル、ザルディ、6267、アンジェロ・マラーニ、アンナ・モリナーリ、アンテプリマ、アツロウ・タヤマ、ブルマリン、ブリオーニ、チャド・ラルフ・ルッチ、チヴィディーニ、クリップス、クスト・バルセロナ、ドルチェ&ガッバーナ、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、エリー・サーブ、フランチェスコ・スコーニャミリオ、フランキー・モレロ、ガエタノ・ナヴァッラ、ギ・ラロッシュ、エルメス、フセイン・チャラヤン、イザベル・マラン、ジャン・ポール・ゴルチエ、ジョン・ガリアーノ、ジャスト・カヴァリ、ランヴァン、レオナール、ラブ・セックス・マネー、ルイザ・ベッカリア、マーロ、ミッシェル・クラン、ナルシソ・ロドリゲス、ニコール・ミラー、ポーツ1961、ラグ&ボーン、リーム・アクラ、スー・ステンプ、テンパリー、ティビ、テューラ、ウィロー、ヴンダーキント、ヨージ・ヤマモト、ディースクエアード、エトロ、ハミッシュ・モロー、ラ・ペルラ、ポール・スミス・ウィメン、ネイサン・ジェンデン、ソフィア・ココサラキ、トップショップ、3.1フィリップ・リム、アン・ドゥムルメステール、バリッツァ、ベラルディ、ディオール、ケイティ・ロドリゲス、クリツィア、サリ・ゲロン、・・・。

ブロンド(金髪)から黒めに仕立て上げた髪と青色の瞳。その身長おおよそ1.78m。ハイジ・マウント、パトリシア・シュミット、ソランジュ・ウィルバート、・・・こうした同業者らとの交流を持ち、ダンスが趣味。

そんなモデル・・・アリソン・ニックスは、世間から広く注目を集めるほどの人気と認知度は未だ持たないながらも、いつしか母国のファッション・キャピタル―ニューヨークにその居を定め、ささやかにありつつも『美』と『装い』の世界に彩りを送り続けている。

資料