カミラ・フィン
ブラジル出身の女性モデル―カミラ・フィン(Camila Finn)〔1991年11月6日生〕。
大西洋の遥かなる水面に臨むブラジル連邦共和国の大都市―サンパウロにあって、その内陸の小さな町にカミラ・キャロライン・フィンという名をもって生まれたカミラは、この地に育ち、おおよそ10歳という幼さにあって『転機』を迎えることになった。
・・・2002年―母親に連れられて地元で買い物をしていた最中に、そこサンパウロにも支部を置くフォード・モデルズという名門モデル事務所の代理人と写真家によって見い出されたのである。
そうしてスカウトを受けたカミラは、それからおおよそ2年後の2004年に至って、モデルの仕事に専念するためにアメリカ合衆国へ―そのファッション・キャピタルと謳われもするニューヨークに移住し、更にその翌年には、年度の『フォード・スーパーモデル』という大会の世界場所で優勝を飾ったのであった。
25万ドルの契約を勝ち取りモデルの世界に本格的に足を踏み入れたカミラは、同年の9月にニューヨークにて、この国発のカルヴァン・クラインというあまりに著名なファッションブランドの春季のコレクションに出場。専属モデルとして歩いたこのショーこそ、自身初のランウェイの舞台へのデビューに他ならなかった。
それからすぐにイタリアのミラノに赴いたうえでグッチのショーを同じく専属モデルとして飾ったカミラは、8月になるとシュプール誌の日本版の表紙に登場し、年も暮れの頃にはヴォーグ誌のイタリア版に登場した。
『ハーパース・バザー』という歴史あるファッション雑誌で特集を受けもした2006年にあっては、ヘザー・マークスというカナダ出身のモデルとともにエンポリオ・アルマーニの広告塔に抜擢され、更にエルメスの香水部門と契約。カルヴァン・クラインの秋季の広告に姿を見せるなどしつつ、ピーター・リンドバーグというドイツ出身の名高い写真家の被写体になり、その写真を携えてDKNYで仕事をした。
2008年になると、さっそくニューヨーク―そしてミラノに飛び、ベッツィ・ジョンソン、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、ヴェラ・ウォン、エンポリオ・アルマーニ、・・・こうしたブランド群のショーを飾った。
その経歴のうえで飾ってきたコレクション―ランウェイの数々は、カルヴァン・クライン、アルベルタ・フェレッティ、アレッサンドロ・デラクア、クロエ、コスチューム・ナショナル、メニケッティ、アクリス、アレキサンドレ・ヘルコヴィッチ、アマンダ・ウェイクリー、アンドリュー・ゲン、アントニオ・マラス、アシュレイ・イシャム、バレンシアガ、バルバラ・ビュイ、ベティ・ジャクソン、ビル・ブラス、ブーディカ、カルロス・ミーレ、クレア・タフ、コステロ・タグリアピエトラ、DKNY、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、ファビア・ベルセック、ギャスパー・ユルケヴィッチ、ガラニ・ストロク、ゴースト、ジョルジオ・アルマーニ、ジゼル・ナセル、エルメス、イザベラ・カペート、ジュリアン・マクドナルド、カレン・ウォーカー、ケンゾー、レオナール、ルロワ、ロエベ、マーガレット・ハウエル、マックス・アズリア、ミリー、モニーク・リュイリエー、ナルシソ・ロドリゲス、ニコル・ファーリ、ポール・スミス、ポリーニ、プリーン、リチャード・チャイ、リチャード・ニコル、ソニア・リキエル、スポートマックス、トラサルディ、テューラ、ヴィクター&ロルフ、ヴィヴィアン・タム、アンドレ・リマ、アニマル、カルロス・テュフヴェッソン、コルチ、グロリア・コエーリョ、ロレンツォ・メルリーノ、ルイザ・ボナディマン、マーラ・マック、マリア・ボニータ・エクストラ、ミゲル・ヴィエイラ、パタシュー、ロナルド・フラガ、ソウル・セブンティ、トーテム、トリトン、ウォルター・ロドリゲス、アルマーニ・プリヴェ、ヴァレンティノ、アキコ・オガワ、アルベルト・ビアーニ、アリス・マッコール、アンジェロ・マラーニ、アントニオ・ベラルディ、バッソ&ブルック、ボッテガ・ヴェネタ、キャシャレル、チャップリン、シェール・ミッシェル・クラン、シンシア・ローリー、ディーゼル、エンリコ・コヴェリ、ジャンフランコ・フェレ、ヘザレット、ジェニー・ケイン、ジル・スチュアート、クリスティーナ・ティー、ラコステ、マルケッサ、モスキーノ、ネイサン・ジェンデン、ニール・バレット、ノワール、フィリップ・リム、ラルフ・ローレン、ロッコバロッコ、サリ・ゲロン、サス&バイド、シンハ・スタニック、ティビ、トレンド・レ・コパン、ツモリ・チサト、ワイ&ケイ、シャネル、ジバンシー、・・・。
茶髪に茶色の瞳。その身長おおよそ1.75m。バルバラ・ベルガー、フラヴィア・デ・オリヴェイラ、ジュリアナ・イマイ、モニーク・オルセンなどといった同郷のモデルらに加えて、フィリピン出身のチャロ・ロンキロなどの同業者らとの交流を持つ。
そんなスーパーモデル―カミラ・フィンは、自身を発掘したフォード・モデルズを含む複数のモデル事務所らからの世話を受けつつ、今日もどこかの『美』の舞台にありささやかながらもその名とその彩りを知らしめ続けている。
資料
- Camila Finn - Model Profile - Fashion on New York Magazine
- Profile of fashion model Camila Finn - ファッション・モデル・ディレクトリ