キャメロン・ラッセル

アメリカ合衆国出身の女性モデル―キャメロン・ラッセル(Cameron Russell)〔1987年6月14日生〕

2005年度~クロエのコレクションの楽屋にてキャメロン・ラッセル。
2005年度~クロエのコレクションの楽屋にてキャメロン・ラッセル。

西暦1987年―アメリカ合衆国の東部―マサチューセッツはボストンの町に生まれたキャメロンは、そこから程近くにある『文教の都市』―ケンブリッジにて育った。

そのケンブリッジに本拠を置く『ジップカー』という会員制レンタカー企業の最高経営責任者の娘―そんな境遇にあった少女キャメロンに転機が訪れたのは、2003年―おおよそ16歳のときのことだった。

アメリカ合衆国の最北東部に位置するメイン州のとある島にて、その家族とともに休暇を過ごしていたキャメロンは、ちょうどその島にいた元モデル業界関係者による『発見』を受ける。そうして見い出されたことをきっかけに、16歳でモデルとしての経歴を始動するのである。

その翌年にあたる2004年にさっそくフォード・モデルズというモデリング・エージェンシー(モデル事務所)と契約したキャメロンは、ジル・スチュアートの秋季キャンペーンの広告塔の仕事を請けた。そしてアリス・ロイ、フェンディ、ルエラ・バートリー、マーク・ジェイコブス、ミュウミュウ、アルベルタ・フェレッティ、プラダという7ブランドの秋/冬季のコレクションを歩き、ランウェイの舞台にデビュー。

2006年度―イヴ・サン・ローランの秋季のコレクションにてそのランウェイをゆくキャメロン。
2006年度―イヴ・サン・ローランの秋季のコレクションにてそのランウェイをゆくキャメロン。

その翌2005年にはイヴ・サン・ローランの化粧品部門と契約を交わし、更にその翌年にはそれまで世話になっていたフォード・モデルズを去り、DNAモデルズという名門エージェンシーと新たに契約を交わし、それからすぐさまジョルジオ・アルマーニの化粧品部門の広告塔になり、秋季にはアルマーニ・ジーンズのキャンペーンの広告塔を務めた。

そのデビューとなった2004年度からというものほぼ毎年、毎季にわたって数多のコレクションを飾ってきたキャメロンだったが、2007年にあっては一切のコレクションを欠席。その翌2008年にオスカー・デ・ラ・レンタとラルフ・ローレンのコレクションを飾ったことでランウェイの舞台に復帰した。この年にはスティーヴン・マイゼルという名高いファッション・カメラマンとの出会いに恵まれ、ベルスタッフの春季の広告写真の撮影を受けた。

ルエラの2004年度春季のコレクションの場の舞台裏にて~ブラジル出身のモデル―リリアン・フェラージとともにキャメロン。『写真なるものはその撮り方に大きくよる』―そんなことを痛感させる一枚。
ルエラの2004年度春季のコレクションの場の舞台裏にて~ブラジル出身のモデル―リリアン・フェラージとともにキャメロン。『写真なるものはその撮り方に大きくよる』―そんなことを痛感させる一枚。

その経歴のうえで飾ってきた広告の数々は、アルマーニ・ジーンズ、バーニーズ・ニュー・ヨーク、ベルスタッフ、ブルーミングデール、カルヴァン・クライン、シャネル、エルマノ・シェルヴィーノ、ジョルジオ・アルマーニ、ジバンシー、H&M、伊勢丹、ジル・スチュアート、ジョン・フリーダ・コレクション、ケンゾー、ラコステ、ル・シャトー、リバティ・オブ・ロンドン、オスカー・デ・ラ・レンタ、ポール・アンド・ジョー、サックス・フィフス・アヴェニュー、サルヴァトーレ・フェラガモ、ヴィクター・アンド・ロルフ、イヴ・サン・ローラン、・・・。

飾ってきたコレクション―歩いてきたランウェイの数々は、アリス・ロイ、フェンディ、ルエラ・バートリー、マーク・バイ・マーク・ジェイコブス、ミュウミュウ、アルベルタ・フェレッティ、プラダ、アントニオ・ベラルディ、アツロウ・タヤマ、ブルーガール、キャシャレル、カルヴァン・クライン、シャネル、クロエ、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、エミリオ・プッチ、ジル・サンダー、ジル・スチュアート、ラ・ペルラ、ルイ・ヴィトン、マーク・ジェイコブス、マルニ、マックスマーラ、ミシェル・クラン、ミッソーニ、ローランド・モーレット、ロザ・チャ、ソニア・リキエル、スポートマックス、ヴィヴィアン・タム、イヴ・サン・ローラン(リヴ・ゴーシュ)、ヒューゴ・ボス、ジョン・ガリアーノ、トレーシー・リース、アナ・スイ、ブルマリン、ドルチェ・アンド・ガッバーナ、ディースクエアード、H&M、オスカー・デ・ラ・レンタ、イヴ・サン・ローラン、ボッテガ・ヴェネタ、ダナ・キャラン、ジャンバティスタ・ヴァリ、ケネス・コール、モニーク・リュイリエー、ニナ・リッチ、ロシャス、ベルスタッフ、ビブロス、コスチューム・ナショナル、ガエタノ・ナヴァッラ、カール・ラガーフェルド、マリエラ・ブラーニ、ラルフ・ローレン、テューラ、ヴェルサーチ、ヴィヴィアン・ウエストウッド、バッジェリー・ミシュカ、ザック・ポーゼン、・・・。

黒めのブロンドに茶色の瞳。その身長おおよそ1.75m。アヌーク・ルペール、ドウツェン・クロエ、ヘザー・マークス、キム・ヌールダ、レア・ディ・ワヴリン、リサ・カント、マット・ゴードン、シャナン・クリックなどといった同業者らとの交流を持ち、チェロ弾きとカンフーが趣味。

そんなキャメロン・ラッセルは、現代に活動する多くのモデルらと違って、その仕事を続けながらも学業の道を辞すことなきままに、地元マサチューセッツのウェルズリー・カレッジという女子大に通い続けながら、美の大舞台にその輝きを放ち続けている。

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