アメリカは今日もステロイドを打つ

アメリカは今日もステロイドを打つamazon_a.jpgは、町山智浩というライターによって2009年の2月28日に上梓されるに至った、集英社の刊行による書籍である。

『USAスポーツ狂騒曲』―そんな副題を持つこの一書は、その著者たる町山智浩が複数の雑誌に連載した文章をまとめたもので、アメリカ合衆国のスポーツのみならずその社会といわゆるステロイド〔アナボリック・ステロイド〕との関係の披瀝に始まり、やがてはアメリカ合衆国における諸々の『スポーツ』の話へと展開してゆく。

その書名に『ステロイド』という文字を掲げてはいるものの、ステロイドそれ自体に焦点を当てたうえでの具体的な話題の登場は第1章の中盤までに限られており、残りの章はそのほぼ全てがステロイドとの直接的な関係は持たない話題で占められる。

『アメリカは今日もステロイドを打つ』
『アメリカは今日もステロイドを打つ』

目次

目次

序章 もっとデカく!強く!速く!

―『1984年、ハルク・ホーガンはイラン人レスラーのアイアン・シークを倒すと、星条旗を振りかざしながら叫んだ。 「アイマ・リアル・アメリカン!」 俺こそが、本当のアメリカ人だ!この筋肉こそ、本物のアメリカ男の証しだ!ニューヨーク州ポーキプシーに住むベル家の3人兄弟は、その試合をテレビで見て天啓を受けた。「筋肉だ!筋肉だけが僕たちを本当のアメリカ人にしてくれるんだ!」
―『ホーガンも、シュワルツェネッガーもステロイドをやっていたことを認めた。州知事になったシュワは、「努力すれば勝利する。それがアメリカだ」と演説したが、彼がボディビルのチャンピオンになれた理由は努力だけじゃなかったのだ。
―『ステロイドが生まれてからスポーツ選手の身体は急激に変化していった。そもそもアメリカンコミックのヒーローたちはみんな筋肉モリモリだった。星条旗の前でたくましい胸を張るスーパーマンがアメリカ男の理想として子どもたちに刷り込まれた。そんな男はマンガの世界にしかいないのに。ところがステロイドがそのありえない身体を現実にしてしまった。
―『デカく、強く、それはアメリカの思想だ。スーパーサイズのハンバーガーとコーラをむさぼり、戦車のようにガソリンを食らうSUVやトラックを好み、ガソリンを求めて戦車で他国に攻め込む。
―『クリスはアメリカのクラシック演奏家の半数がステージでベータブロッカーという「アガらない薬」を使用していると知る。また、学生たちは試験前に勉強するとき、「スタディドラッグ」を服用する。アダーオールという商品名だが、成分はアンフェタミン。つまり覚醒剤だ。
―『アメリカ空軍はその発足時から、出動するパイロットたちにアンフェタミンを服用させている。日本は第二次世界大戦時にヒロポンを兵士に与えたが、アメリカではそれが今も続いているわけだ。イラク戦争に従軍した兵士たちはプロザック(抗うつ剤)を支給され、躁状態で戦闘していた。
―『現副大統領のジョー・バイデンは議会で「薬を使って強くなるのは反則だ。アメリカ的ではない」とスピーチしたが、クリスは「いや、その逆で、ものすごくアメリカ的だと思うよ」と反論する。
―『アメリカ人は朝、目覚めると興奮剤を飲んで気合を入れて出勤し、悲しみは抗うつ剤、怒りは精神安定剤で鎮め、バイアグラでボッキさせてセックスし、睡眠薬を飲んで眠る。今の精神状態が自然なのか、薬物で作られたものなのかわからなくなっていく。心も身体も人工的なバーチャルリアリティに生きている。
―『「シュワルツェネッガーは一文なしのオーストリア移民だったが、筋肉で成功し、州知事にまでなった。アメリカンドリームだよ」 『ビッガー、ストロンガー、ファスター』で、ひとりのボディビルダーがそう語ります。彼は20年前、映画『オーバー・ザ・トップ』(87年)でシルベスター・スタローンと腕相撲を演じた男です。彼は50歳を過ぎた今も身体を鍛え続けています。でも定職はなく、家もなく、自動車に寝泊りしています。ジムでたまにボディビルのコーチをした収入は全部ステロイド剤に消えていきます。彼には筋肉以外に何もありません。
・・・『この本は、「ビッガー、ストロンガー、ファスター」という言葉に象徴されるアメリカンスポーツの世界で日夜繰り広げられる、異常な事件、笑えるニュース、悲しい出来事、感動的な物語を、アメリカに暮らす異邦人の目から見たコラムを集めています。

第1章 強さこそはすべて ―All You Need Is To Be Strong

「ボンズだってやってるんだ!」 
副題は『ステロイドが殺した学生アスリート』。高校生の頃からステロイドの常用を始め、やがて2002年に拳銃自殺を遂げた、ロブ・ガルバルディという名の元カレッジ野球選手の逸話に焦点を当てる。
「スポーツバカは腕立て千回!」 
副題は『底辺高校生を救ったコーチ・カーター』。
―『住民の唯一の生きがいは高校のフットボールだった。なにしろ人口たった9万人なのに高校の試合には2万人が押しかけるほどだ。アメフト部員は貴族扱いで、授業に出なくてもおとがめなし。酒も女もやり放題(高校生だが)。親も親で、試合で活躍できないと「選手に勉強させすぎるからだ」と教師を非難する始末で、雇われコーチのゲイリー・ゲインズ(ビリー・ボブ・ソーントン)は、朝から晩までプレッシャーをかけられて「負けたら夜逃げしかない」と追い詰められる。』...
・・・そんなオデッサという名のテキサス州のある田舎町の話をその始めとして、スポーツと進学にまつわる状況に焦点を当てる。
アメリカには星一徹がいっぱい 
副題は『スポーツ教育のモンスター・ペアレンツ』。『鬼母』のもとでチアリーダーになるためのスパルタ教育を施される8歳の少女、日雇い仕事の『リアル星一徹』の父から朝から晩までアメフトの訓練を施される8歳の少年、午前は教師-午後は看護師-夜はウェイトレス・・・そんなシングルマザーたる母のもとで乗馬の訓練を施される17歳の少女・・・。
―『たしかに英才教育からタイガー・ウッズが生まれ、イチローが、卓球の愛ちゃんが、亀田兄弟が、宮里藍が、横峯さくらが生まれた。が、その背景には何百倍もの子どもたちが親の夢を背負わされ、友達もつくれず、教養も常識もない人間に育てられている。ガキのころからスポーツ以外に何もなかった彼らは、プロとして成功しなかった場合、残りの人生どうするのか?そう、自分の子どもにまた夢を押しつけるのだ。』...
カンセコの巨大バットと極小ボール 
副題は『ステロイド・スラッガーの妻が暴露本』。『ステロイド問題に揺れる大リーグへの自爆テロ』〔著者評〕―『禁断の肉体改造』なる本を2005年に放ったホセ・カンセコというプロ野球選手とその妻との間の赤裸々な逸話。
生卵イッキとペニス増大器の産みの親 
副題は『健康教の教祖バーナー・マクファデン』。"筋肉俳優"シルベスター・スタローンの代表映画『ロッキー』にもお馴染みの『生卵いっき飲み』―その起源としての19世紀の一人の実業家のその生涯の披瀝。『身体が弱いのは罪だ。犯罪者になるな!
クリス・ベノワの悲しきラブストーリー 
副題は『ロイドレイジが一家心中の原因か?』。2007年も半ばの頃に衝撃的な形での夭折を迎えたプロレスラー―『ワイルド・ペガサス』―クリス・ベノワの逸話に焦点を当てる。
さまよえるサーファー大家族 
副題は『現代のノアの方舟、パスコヴィッツ一家』。自身の9人の子供らをキャンピングカーへと詰め込んだうえで、学校に行かすこともなく、良き波を求めて全米を放浪し、それら9人の全てをサーフィンのチャンピオンに育て上げた、一人の『元超エリート』のユダヤ人の男の話。

第2章 悪魔に挑む男たち ―Daredevils

マラソンのゴールを越えて走り続ける男 
副題は『ウルトラマラソンの信じられない世界』。ある夜のとある何気なき出来事を経て走り始め、そして走り続ける男の話。
スケボーなんて、もういらない? 
副題は『パルクールがついにアメリカ上陸』。スケートボードの披瀝に始まり、フランス発のパルクールというスポーツの流行についての話。
イーブル・クニーブルはイーブルだった 
副題は『伝説的スタントライダーの暴走人生』。数多の修羅場を経験しつつも極めて危険なバイクのスタントを敢行し続けた男の話。
地上360メートルのゆるゆる綱渡り 
副題は『クライマーを熱狂させるハイライニング』。高所に到ったうえであたかも大空を飛ぶがごとく―ただひたすら高所における綱渡りに挑戦し続ける男の話。
極悪モトクロス軍団、神に目覚める 
副題は『メタル・マリーシャ将軍の改宗』。『悪魔や死神を描いたタトゥーが首までびっしりと全身を覆い、髪はモヒカンやスキンヘッド、耳や唇には無数のピアス、そしてトゲのついたリストバンド』・・・そんなナリをしたモトクロス選手の集団『メタル・マリーシャ』の披瀝。

第3章 スポーツ犯科帳 ―Sports Crime File

ロッキーになれなかったボクサーが自殺 
副題は『スタローンのボクシング番組で悲劇』。『ミドル級のボクサーが16人集められ、ロサンゼルスのジムで共同生活しながらトレーニングする。16人は出身地で西チームと東チームに分けられ、毎週・ゲームをやらされる。・・・このゲームで勝ったチームのひとりが、負けたチームから「一番弱そうな選手」を指名し、ボクシングの試合で負けたほうがジムを去る。そして最後に残ったふたりがラスベガスで戦い、優勝者は1億円を獲得する。』・・・『コンテンダー』と題されたそんなテレビ番組の披瀝。
名探偵は強迫神経症のサッカー選手 
副題は『しかも年収80万円のホームレス』。サッカーチームの指導助手として働く、とある強迫神経症の浮浪者の披瀝。
NASCARの夢を食った黒後家グモ 
副題は『ストリッパーが仕掛けた大胆詐欺』。『男たちを食い殺していった黒後家蜘蛛』―あるイラン出身の女がNASCARを舞台に繰り広げた騒動の披瀝。
境遇を超えた友情を砕いたハンマー 
副題は『ボクシング・チャンプが友人殴殺』。マンハッタン五番街の高級住宅に育ったユダヤ人ライター、そしてハーレムのスラムに父なしで育った凶暴なる黒人ボクサー。あまりにかけ離れた―そんな二人の数奇なる友情と運命の披瀝。
戦うことしか知らない悲しい犬たち 
副題は『NFLのスター、闘犬場経営で逮捕』。闘犬場の経営という容疑で2007年に逮捕されたプロアメフト選手―マイケル・ビック。その一件の顛末の紹介に始まり、米国内で密かに流行しているという『闘犬』の実態に迫る。
NFLのウォーターゲート事件 
副題は『ペイトリオッツのコーチ、盗撮で処分』。NFLを舞台に起こった2007年のとある『スパイ事件』の披瀝。
ホーガンは何でも知っている? 
副題は『ハルク・ホーガン一家の大崩壊』。ハルク・ホーガン―1980年代に一世を風靡したこのプロレスラーの『家庭の事情』に焦点を当てる。

第4章 私を観戦に連れてって ―Take Me Out To The Ball Game

「ヘイ・ソング」の歌手はロリコン野郎 
副題は『スポーツ観戦の定番ソングの歌手が逮捕』。合衆国のありとあらゆるスポーツに欠かせない一曲―そうまで称えられるに至った20世紀のとある楽曲に焦点を当てる。
ポンポン振るのに脳みそはいらない? 
副題は『ロケット工学者のチアリーダー登場』。『私が育ったカンザスでは、可愛い女のコはみんなチアリーダーになるものと決まっていたの』・・・プロアメフトチームを舞台にチアリーダーとしての活動を行う一人のNASAの女性エンジニアの話。
あなたみたいにルックスがいい女のコは勉強なんてしちゃダメなのよ。私たちみたいに難しいことは考えないで、ミニスカートはいてお尻ふって愛嬌振りまいてりゃいいの』...
勉強なんて、ルックスが悪い人がすることよ。私たちはきれいなんだからバカなほうが男のコに好かれるのよ』...
〔ビクトリア・マーティン/数学チームの女王〕
「チョット、ボール、ナゲテクダサイ」 
副題は『大リーグで3千個のボールを集めた男』。メジャーリーグの試合会場で生のボールを集め続けるとある男の話。
「いっそ一度も優勝しなければよかったのに」 
副題は『1万敗フィリーズファンのマゾヒズム』。『1万試合負けたチーム』という、プロスポーツ史上初の記録を打ち立てた野球チーム―フィラデルフィア・フィリーズの披瀝。
野球カードになぜホッケー選手の名が? 
副題は『グレツキー・カードは史上最高の3億円!』。あるカナダ出身の一流ホッケー選手と収集品としての野球カードにまつわる話。

第5章 アメリカンスポーツの殿堂 ―Only In America

史上最高齢の現役女子レスラー 
副題は『ファビュラス・ムーラーはガチでも最強』。20世紀の合衆国のプロレス界に燦然と輝きその名を刻んだ『伝説の女子プロレスラー』―ファビュラス・ムーラーの披瀝。
「ぶっつけないレースなんて女々しいぜ!」 
副題は『車のプロレス、デモリッションダービー』。『ぶつかるのを避けて走って逃げるなんて女の腐ったみたいなマネができるか!』・・・とにかく車をぶつけ合いそして破壊の様を楽しむ―『デモリッションダービー』に焦点を当てる。
地獄の聖母がスケートはいてやって来る! 
副題は『女のコたちがローラーダービーを再生』。『ローラースケートにアメリカンフットボールの要素を足したようなゲーム』―『ローラーダービー』の歴史に焦点を当てる。
聖火台でバーベキュー! 
副題は『ビンボー白人運動会に爆笑』。『レッドネックの、レッドネックによる、レッドネックのためのオリンピック』―『オンラインゲームになるほど大人気』―そんな『レッドネックゲームス』に焦点を当てる。
アメフトのヘルメットは丸くなかった 
副題は『革帽子から始まるヘルメットの歴史』。アメリカンフットボールのヘルメットの歴史を紐解く。
ダンクシュートは反則だった? 
副題は『まぼろしのプロバスケ・リーグ』。1960年代から1970年代に掛けて存在していたバスケットボールのプロリーグ―ABAとその象徴でもあった『ダンク』の披瀝。

第6章 多民族国家のバトルロイヤル ―Racism In Sports

インディアンは「アワワワワ」なんて言わない 
副題は『チームのマスコットにはなぜ先住民が多いのか』。スポーツチームの『マスコット』とその題材になり易いというインディアン〔アメリカ先住民〕とにまつわる話。
ぼ、ぼく、すぺしゃるおりんぴっくすに出るー 
副題は『知的障害者になりすまし?ヤバくない?』。・・・『健常者が「知的障害者」になりすまして、知的発達障害者のための”スペシャルオリンピックス”に出場して勝とうとする。スポーツ賭博で大儲けするために―。』―そんな映画『ザ・リンガー』の披瀝を中心に紹介。
スーパーボウルMVPのカルビ・パワー 
副題は『米韓混血H・ウォードは母子鷹』。韓国人といわゆる黒人との混血として生まれたNFL選手―ハインズ・ウォードの略史。
アホな野球選手を宗教で飼いならそう! 
副題は『ベースボールチャペルと「信仰の日」』。スポーツにおける宗教の話。
「4千万ドルもらっても奴隷は奴隷だ!」 
副題は『なぜ黒人の監督やオーナーがいないのか』。スポーツにおけるいわゆる『黒人』と『人種』の話。
ハチのように刺し、ラップのように話す 
副題は『モハメド・アリは偉大な詩人だった』。モハメド・アリ―歴史にあまりに名高いこのボクサーを『韻』で紐解く。
NFL唯一の「日系人」の目は青い 
副題は『ニューオーリンズの「聖者」スコット・フジタ』。厳密には日系人ではない『日系人』のプロアメフト選手―スコット・フジタという男の披瀝。
70歳の差別DJ、女子大生に謝罪 
副題は『黒人アスリートの多さへの不満が暴言に』。過激な発言を売りにするラジオDJ―いわゆる『ショック・ジョック』に焦点を当てる。

第7章 敗れざる者たち ―The Undefeateds

『ミリオンダラー・ベイビー』を書いたカットマン 
副題は『闘牛士から小説家へ その流転の人生』。やがては映画化されるに至ったとある小説の作家―元闘牛士の一人の男の人生に焦点を当てる。
「殺人ボール」は車椅子の『マッドマックス』 
副題は『女にモテる半身不随のファイターたち』。『マーダーボール』―すなわち『車椅子ラグビー』のある男性スターに焦点を当てる。
片脚のスキーヤー、黄金のほほえみ 
副題は『ダイアナ・ゴールデンは負けない』。パラリンピックのスキーにおける一人の女性スターの人生に焦点を当てる。
義手も義足も言い訳もいらない 
副題は『四肢欠損のアマレス・チャンプ』。欠けた両腕と両脚を持ちながら華々しき戦績を揚げ続けてきた誇り高きレスリング選手―カイル・メイナードのその半生に焦点を当てる。
人民寺院の息子を救ったバスケットボール 
副題は『生存者ジム・ジョーンズ・ジュニア』。20世紀にその名を大きく知らしめるに至った『カルト教団』―人民寺院。その生き残りとしての半生を送った一人の男に焦点を当てる。
「ボールの射出角度を計算しちゃうんだ」 
副題は『エリート工科大の勝てないバスケチーム』。カリフォルニア工科大学―この名門理系大学に細々と活動するバスケットボールチームに商店を当てる。
ウィリアム・ペンの呪いが解けた! 
副題は『フィリーズ、1万敗を超えて世界一に』。第4章の「いっそ一度も優勝しなければよかったのに」 で焦点を当てた野球チーム―フィラデルフィア・フィリーズについての続報。
プロレスラーはキリストである 
副題は『ミッキー・ローク『ザ・レスラー』で復活』。2008年に封切られた映画『レスラー』とその主人公たる『ランディ』を演じたミッキー・ロークという男に焦点を当てる。
―『プロレスは世間から最も軽蔑されているスポーツだ。それは試合が演技だからだ。だからこそプロレスは偉大なのに。格闘技やボクシングの強さは、敵の攻撃を防ぐことだが、プロレスの強さは逆にどれだけ敵の攻撃を受けられるかだ。愚かにも、勇敢にも。』...
―『ランディの背にはキリストのタトゥーがある。トップロープから両腕を広げて跳ぶランディは十字架上のキリストに見える。いや、キリストこそは世界最初のプロレスラーだった。敵の技を全部受け抜いて伝説になったのだから』...

書籍情報

  • 著者◆町山智浩
  • 発行者◆大塚寛
  • 発行所◆株式会社 集英社
  • 印刷所◆凸版印刷株式会社
  • 製本所◆加藤制本株式会社
  • 表紙イラスト◆花くまゆうさく
  • 装丁◆藤川覚(Turtle Factory)
  • 各章扉写真◆AFLO
  • 第1刷発行 2009年2月28日

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著者略歴

町山 智浩(まちやま ともひろ) 
1962年、東京生まれ。映画評論家、コラムニスト。編集者として『宝島』『別冊宝島』などを手がけた後、1995年『映画秘宝』を創刊。1997年に渡米し、現在はカリフォルニア州バークレー在住。『Sportiva』『映画秘宝』『TV Bros.』『サイゾー』などで連載を持つ。TBSラジオ『ストリーム』レギュラー出演。近著は『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(文芸春秋)。越智道雄氏との対談本『オバマ・ショック』(集英社新書)など。「ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」 → http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/