エリン・ハザートン

米国出身の女性モデル―エリン・ハザートン(Erin Heatherton)〔1989年3月4日生〕

マイケル・コースのショーの舞台裏にてエリン・ハザートン 2009年度春季
マイケル・コースのショーの舞台裏にてエリン・ハザートン 2009年度春季

北米に遥かなる国土を横たえるアメリカ合衆国~そのイリノイという内陸の地にあって、ミシガン湖という大いなる溜まりのほとりに佇むスコーキーという郊外の小さな町にその生を享けたエリンは、バスケットボールに明け暮れる少女時代とともに育った。

本名エリン・ハザートン・バブリー(Erin Heatherton Bubley)―そんな少女であったエリンに大きな転機が訪れたのは、旅行でフロリダ州のマイアミを訪れていた2006年のある日のことだった。

このあたたかな遊興の地の渚で『発掘』を受けたエリンは、それから間もなくして―パリとニューヨークという代表的な『ファッションの都』に支店を置くマリリンというモデル事務所と契約。

そして年も後半に至ってニューヨークへと赴いたうえで、ベルギーの生んだダイアン・フォン・ファステンバーグというファッションブランドのショーを飾り、これをもってめくるめくランウェイの世界へのデビューを成したのであった。

イーガル・アズルーエルのランウェイをゆくエリン 2007年度秋季
イーガル・アズルーエルのランウェイをゆくエリン 2007年度秋季

それからニューヨーク発のマイケル・コースというファッションブランドの広告に登場し、フレア誌イタリア版の表紙を飾って『始動』の2006年を終えると、さっそくニューヨークとパリの街を舞台に、ラコステ、マイケル・コース、クリスチャン・ラクロワ、・・・こうしたファッションブランド群のショーを歩いて2007年を開幕。

ジョージア州出身のシャネル・イマンというモデルとともに『インタビュー』という雑誌に登場し、イタリアの『D』という雑誌の表紙を飾りもしたこの年にあっては、マリオ・テスティーノというペルー人写真家の被写体となったうえでドルチェ&ガッバーナの仕事を請負。

ディーゼルやヴァレンティーノといったファッションブランド群の広告を飾ってこの年を閉幕すると、チェコ出身のデニサ・デヴォラコヴァというモデルともにヴェルサーチ・ジーンズの春季の広告を飾り、そのキャリアもいよいよ3年目を迎えた2008年を開幕。

ベンジャミン・チョーのショーの舞台裏にて、スイス出身のパトリシア・シュミット(右)に難癖をつけるエリン。 2008年度秋季
ベンジャミン・チョーのショーの舞台裏にて、スイス出身のパトリシア・シュミット(右)に難癖をつけるエリン。 2008年度秋季

元モデルで女優のローレン・ハットンとともにロード&テイラーという百貨店の仕事を請けたこの年には、カール・ラガーフェルドというドイツ出身の高名なファッションデザイナーによる直々の撮影を受け、その目周り用品の広告に登場。

年も暮れゆく頃に移ろうと、母国の『ベルベット』という雑誌の表紙に輝いた。

その経歴のうちに飾ってきたコレクション―歩いてきたランウェイの数々は、カミラ・スターク、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、ヘザレット、トレイシー・リース、トゥインクル、ヴィヴィアン・タム、アリス・リッター、アマンダ・ウェイクリー、アンドリュー・ゲン、アシュリー・イシャム、バルバラ・ビュイ、ビバ、シャルル・ノラン、クリスチャン・ラクロワ、ドゥー・リー、フセイン・チャラヤン、ラコステ、レラ・ローズ、リー・サンボン、ルカ・ルカ、マイケル・コース、マイセルフ、ナネット・レポー、ネイサン・ジェンデン、シンハ=スタニック、テューラ、アンダーカバー、ユナイテッド・バンブー、ヴェネクシアーナ、イーガル・アズルーエル、シャネル、エリー・サーブ、ヴァレンティーノ、アルベルタ・フェレッティ、アルベルト・ビアーニ、アンテプリマ、アントニオ・マラス、ベルスタッフ、ブルーガール、ブルマリン、ビブロス、カルメン・マーク・ヴァルヴォ、キャロリーナ・ヘレラ、クスト・バルセロナ、ドルチェ&ガッバーナ、デレク・ラム、ディーゼル・スタイルラボ、フランキー・モレロ、ジャンフランコ・フェレ、ジャイルズ・ディーコン、アイスバーグ、ジェイソン・ウー、ジャスト・カヴァリ、ラム(グウェン・ステファニー)、レラ・ローズ、マーク・ジェイコブス、モスキーノ、ナオキ・タキザワ、ニコライ(ニッキー・ヒルトン)オスカー・デ・ラ・レンタ、ロッコ・バロッコ、サリ・ゲロン、テレクソフ、トミー・ヒルフィガー、トレンド・レ・コパン、ザック・ポーゼン、・・・。

金髪に緑色の瞳。その身長おおよそ1.80m。アビー・リー、アリ・マイケル、ダニエル・ハム、デニサ・デヴォラコヴァ、ジョージア・フロスト、ハン・ジン、リンジー・エリングソン、マリン・ワンズ、メーガン・マクナーニー、ミカエラ・コチアノヴァレイチェル・クラーク、・・・こうした同業者らとの交友を持ち、馴れ親しんできたバスケットボールを趣味に持つ。

そんなモデル―エリン・ハザートンは、世に『売れっ子』の予感を思わせるほどの勢いは未だ持たずも、ニューヨークという『ファッション・キャピタル』をその生活の居に定め、今日もどこかの『美』の舞台にその彩を送り続けている。

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