カシア・ストラス
ポーランド出身の女性モデル―カシア・ストラス(Kasia Struss)〔1987年11月23日生〕。
間もなく激動の時代を迎えようとしていた頃のポーランド―当時ポーランド人民共和国という社会主義国としてあったこの国の、その内陸に佇むチェハヌフという古い町にカタジーナ・ストラシンスカ(Katarzyna Strusińska)という名で生を享けたカシアは、地元で高校生をやっていた16歳のときに自身初のモデルとしての光を浴びることになった。
それからおおよそ2年のときを経て2005年―この世界から本格的な『発掘』を受けたカシアは、やがて高校卒業となったこの年にあって、そのモデルとしての本格的な経歴を始動した。
2006年の10月にフランスの歴史ある『装いの都』―パリに赴いたうえで、この街に開かれたファッション・ウィークでルイ・ヴィトンとミュウ・ミュウという二ブランドのコレクションを飾り、かくしてめくるめくランウェイの世界へのデビューを成就。
翌年―2007年になると、さっそくスタイル・コムというウェブサイトからの注目を受けることになり、米国出身のアリ・マイケル、ウクライナ出身のアリョーナ・オスマノヴァ、ブラジル出身のカロリーナ・パントリアーノ、オーストラリア出身のキャサリン・マクニール、ルーマニア出身のディアナ・モルドヴァン、イギリス出身のジョージア・フロスト、ロシア出身のイリナ・クルコヴァ、スウェーデン出身のヨハンナ・ヨンソン、カナダ出身のジョアンナ・スティックランド、・・・これら9名のモデルらとともに、この年の秋季の『注目の新人モデル』の一人に選ばれる。
そしてスティーヴン・マイゼルというあまりに名高い写真家による撮影を受け、その写真を携えヴォーグ誌の米国版に登場。更にはロシア出身のイリナ・クルコヴァとチェコ出身のデニサ・デヴォラコヴァという2名のモデルらとともに再びマイゼルの被写体となったうえで、英国発のプリングル・オブ・スコットランドという歴史あるファッションブランドの秋季の広告に現われた。
『躍進の年』とも言えたこの年には、イリナ・クルコヴァとの再会のうえでドイツ発のジル・サンダーの広告に姿を見せ、イギリス発のアクアスキュータムという、これまた歴史あるファッションブランドのカタログに登場。
9月から10月に掛けて、米国のニューヨーク、英国のロンドン、イタリアのミラノ、フランスのパリ、・・・ファッションの世界に大いなる光を放つ錚々たる都市の数々を舞台に、TSE、マーロ、ジル・スチュアート、フィロソフィ、クリストファー・ケイン、ジル・サンダー、バレンシアガ、コスチューム・ナショナル、ジャンバティスタ・ヴァリ、クロエ、・・・こうしたファッションブランド群のショーを飾っていった。
更にはブラジル出身のブルーナ・テノリオ~マケドニア出身のカタリナ・イワノフスカ~そして同郷のアンナ・トカルスカという3名の女性モデルらとともに、ヴァレンティノ―このあまりに名高いファッションブランドの秋季の広告に登場。
そうした年も過ぎて、そのキャリアも2年目を迎える年―2008年に入ると、さっそく前年に結んだジル・サンダーとの契約を更新したうえで、英国出身のクレイグ・マクディーンという名写真家の撮影を受けてクリスチャン・ディオールの広告を飾った。
ヴォーグ誌のフランス版に登場しトップモデルとしての特集を受けた4月―それから7月になると、パリにてアン・ヴァレリー・アッシュ、クリスチャン・ディオール、ジバンシイ、クリスチャン・ラクロワ、ヴァレンティノ、そしてジャン・ポール・ゴルチエなどといったブランド群のショーの舞台を歩いていった。
その経歴のうえで飾ってきた広告の数々は、アクアスキュータム、クリスチャン・ディオール、コスチューム・ナショナル、ドルチェ&ガッバーナ、グッチ、ジル・サンダー、パトリツィア・ペペ、プリングル・オブ・スコットランド、ヴァレンティノ、・・・。
飾ってきたコレクション―歩いてきたランウェイの数々は、エー・エフ・ヴァンデヴォルスト、アレグラ・ヒックス、アマンダ・ウェイクリー、アンナ・モリナーリ、バルバラ・ビュイ、ルイ・ヴィトン、ミュウ・ミュウ、シンハ・スタニック、ツモリ・チサト、ヴェロニク・ルロワ、アルベルタ・フェレッティ、アレッサンドロ・デラクア、アン・クライン、アクアスキュータム、ブルマリン、バーバリー・プローサム、カルヴァン・クライン、チャイケン、クリストファー・ケイン、コステロ・タグリアピエトラ、ダックス、ディーゼル、DKNY、ドルチェ&ガッバーナ、ダナ・キャラン、エミリオ・プッチ、アーデム、ジェネラ、グッチ、イエンス・ラウガセン、ジル・スチュアート、ジョン・ロシャ、ジョナサン・サンダース、ジュリアン・マクドナルド、カレン・ウォーカー、ルエラ、マーロ、マーク・ジェイコブス、マルニ、モスキーノ、ナルシソ・ロドリゲス、ニコル・ファーリ、ノワール、ピーター・イェンセン、ポーツ、プリーン、プリングル・オブ・スコットランド、プロエンザ・スクーラー、スターク、ヴェラ・ウォン、シャネル、エリー・サーブ、ジバンシイ、ローランド・モーレット、ヴァレンティノ、アレキサンダー・マックイーン、アンテプリマ、アントニオ・ベラルディ、アルマンド・バジ、ビーシービージー・マックス・アズリア、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタ、COS、キャロリーナ・ヘレラ、セリーヌ、クロエ、コスチューム・ナショナル、ディーチェ・カヤック、ディーゼル・スタイルラボ、ドリス・ヴァン・ノッテン、ディースクエアード、フェンディ、ジャンバティスタ・ヴァリ、エルメス、イザベル・マラン、ジェレミー・スコット、ランヴァン、ロエベ、マイケル・コース、ニナ・リッチ、プラダ、リーム・アクラ、リチャード・チャイ、リック・オウエンス、ロベルト・カヴァリ、ロダルテ、リュ・ドゥ・マイユ、ソニア・リキエル、TSE、ヴェルサーチ、ヴィクター&ロルフ、イヴ・サン・ローラン、ザック・ポーゼン、ジャン・ポール・ゴルチエ、・・・。
薄茶色の髪に茶色の瞳。その身長おおよそ1.79m。アリ・ステファンズ、ブルーナ・テノリオ、デニサ・デヴォラコヴァ、ディアナ・モルドヴァン、ハンネ・ギャビー・オディール、イリナ・クルコヴァ、キンガ・ラジャック、ララ・マッキャン、レラ・シェレマタ、マルセリーナ・ソワ、ヴラダ・ロスリャコヴァ、・・・こうした同業者らとの交流を持ち、古物の買い物が趣味。
そんなモデル―カシア・ストラスは、『涼しげな眼差しが魅力』―そのような評を与えられつつ、いつしかニューヨークに居を定め、今日もどこかの『美』と『装い』の舞台にその彩を放ち続けている。
資料
- Kasia Struss - Model Profile - Fashion on New York Magazine
- Profile of fashion model Kasia Struss - ファッション・モデル・ディレクトリ
- Kasia Struss - Wikipedia, the free encyclopedia
- カシア・ストラス | エル・オンライン
- Style.com's Top Ten Models: Fall 2007 Ready-to-Wear: Style.com