クアナム・プロジェクツ

クアナム・プロジェクツ(Quannum Projects)―アメリカ合衆国の西海岸をその根城とするヒップホップの共同体で、異称をクアナム・エムシーズ(Quannum MCs)ともいう、インディーズのレコードレーベル。

Quannum Projects―そのロゴ
Quannum Projects―そのロゴ

その発起人の筆頭にあたるDJシャドウ(DJ Shadow)を始め、ギフト・オブ・ギャブとチーフ・エクセル(Chief Xcel)によるブラッカリシャスラティーフとチーフ・エクセルによるラティーフ・アンド・ザ・チーフ(Lateef and the Chief)リリックス・ボーンとラティーフによるラティリックス(Latyrx)、・・・こうした有名どころ、更にあわせて、ヒップホップデュオのライフサヴァス(Lifesavas)、ラッパーのピジョン・ジョン(Pigeon John)、リリックス・ボーンの妻でソウルシンガーのジョヨ・ヴェラーデ、スケーターのトミー・ゲレロ(Tommy Guerrero)などなどが、在籍中のアーティストとしてその名を連ねている。

その起源は、1992年にUC Davis(カリフォルニア大学デーヴィス校)で設立された『ソールサイズ(Solesides)』というインディーズ・レコードレーベルにある。

駆け出しのDJとして活動していたDJシャドウをその筆頭に、ブラッカリシャス、リリックス・ボーン、ラティーフ、およびヒップホップ・ジャーナリストのジェフ・チャンといった者らから構成されていたこのソールサイズは、おおよそ4年にわたった活動の末に、1996年をもって解散。その翌年―1997年に、その後継として新たに始動したのがこのクアナム・プロジェクツだった。

かくして始動したそのおおよそ2年後―1999年の7月に放ったコンピレーション―『クアナム・スペクトラム』は、その勢揃いしたクルーらとともに、このプロジェクトの真価たるものをありありと見せつけ、多くの聴衆のうちに鮮烈な記憶を与えたのであった。

所属アーティストらのレコードはもちろんのこと、クアナム・プロジェクツそのものの名義でもレコードを制作。数多のヒット作を世に送り出しつつ、西海岸の息吹と躍動の風を伝え続けている。

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