ゲイジャパンニュース

ゲイジャパンニュース(GAYJAPANNEWS)―LGBT―レズビアン(Lesbian)+ゲイ(Gay)+バイセクシャル(Bisexual)+トランスジェンダー(Transgender)/トランスセクシャル(Transsexual)―に関連する時事の配信をその運営の中心に据える、日本語のウェブサイト。

扱うニュースは不定期配信にして、圧倒的に国外の話題が多く、全体的に『お堅い』内容のものがそれらを占めている。・・・といってもこれは論調についての傾向であって、取り上げる題材は政治から娯楽分野までと多岐にわたっている。

目次

歴史

事務局を東京都豊島区に置くこのウェブサイトは、2005年の2月に設立された。それからちょうど一年を経てグーグルニュース[1]に配信を開始。更にその翌年―2007年の1月には東京プライドパレードの海外広報を担当し、その夏には世界最大のLGBT団体―ILGA(International Lesbian and Gay Association)に加盟した。

コンテンツ

中心的なコンテンツはあくまでニュースであるが、付随的なコンテンツとして、次のようなものが用意されている。

  • ブログ[2] - ゲイジャパンニュース自身が配信するブログではなく、性的少数者についての話題を含む種々のブログ(の記事)を選別したうえで紹介するもの。ニュースよりはわりとやわらかな話題が多い。
  • 『同性愛用語辞典』[3] - 文字通り、同性愛に関連する用語を解説してゆく辞典。ウィキ(Wiki)を用いているため、愛用者から通りすがりまで誰でも編集が可能となっている。
  • メールマガジン[4] - 無料で購読することができる。
  • 掲示板[5] - 『2ちゃんねる風』と銘打った掲示板。すなわち話題ごとにスレッドが分かれた形式の掲示板。その進度は実にゆっくりとしている。
  • ウェブアルバム[6] - LGBT関連のイベントを中心とした写真や映像を公開。
  • 『推薦(Recommendations)』 - おすすめのいわゆるゲイバーやクラブの紹介[7]、おすすめの映像作品の紹介[8]、スキーを中心とする冬季リゾートの紹介[9]、...

加えて、LGBTに関した各国の事物を紹介する観光/旅行案内[10]、それに伴って必要となってくる知識としての各国の法律についての情報[11]、その時々のLGBT関連行事(イベント)の情報を集めた『ゲイイベントスケジュール』[12]、・・・などなど。

様相

注目すべきは、いわゆる『政治的な偏向』が見られないという点であろう。いわゆる『イデオロギー臭さ』が感じられないのだ。その好例として、2007年度東京プライドパレードのレポート[13]では、この祭事に漂った政治性に対する批判の声を隠すことなく掲載している。

『社会的少数者』の『権利啓発』とくれば、こと日本の場合は、そのおおよそ大部分がいわゆる新左翼めいた胡散臭さを帯びてくるわけであるが、そしてLGBTという素材もその例に漏れないのであるが、ゲイジャパンニュースにそうした傾向ないしは兆候を見つけることはできない。いわゆる差別に反対し、その権利の何たるかを淡々と啓蒙しはしても、そこからいつの間にか海を越えて従軍ナントカの話になる―などというのはこのウェブサイトでは起こり得ないことである。

辛うじて見られる政治色といえば、協賛者として尾辻かな子(大阪のビアン政治家[14])がその名を提供していることか。

斯様。コミュニティ色や娯楽的色彩は極めて薄い、あくまで真面目なウェブサイトである。

資料