シェイラ・マルケス
スペイン出身の女性モデル―シェイラ・マルケス(Sheila Marquez)〔1985年9月19日生〕。
西欧の西の外れに位置して地中海のなだらかな揺らぎと大西洋の遥かなる水面を見据えるスペイン王国。この国の北の外れに佇むビトリアという歴史ある内陸の町に生まれたシェイラは、その経過はここに不詳ながらも、いつしかモデルとしての道を歩むようになり、2006年―おおよそ21歳のときにウーマン・マネジメントというモデル事務所と契約。その2月にさっそく母国の『アブソリュート・マドリード』という雑誌の表紙を飾った。
その経歴が本格的に始動したのは、その翌年―2007年。2月にイタリアの『装いの都』―ミラノに赴いたシェイラは、この歴史ある町でグッチの秋季のショーに出場。専属という形で歩いたこの舞台こそ自身初のランウェイの仕事であった。
それからすぐにフランスのこれまた歴史ある『ファッションの都』―パリに向かい、アクリス、バレンシアガ、クロエ、ルイ・ヴィトン、・・・こうした実に高名なるファッションブランド群のショーを飾り、5月になるとオランダ出身のララ・ストーンというモデルとともに『W』という雑誌に登場。その翌月に再びこの雑誌に顔を見せ、その紙面で英国出身のクレイグ・マクディーンという著名な写真家からの後押しを得て『秋季の新顔』としての特集を受けた。
モデルとしてまさに始まったばかりであったこの年は、同時に『躍進の年』―そう言えた年でもあった。ニーマン・マーカスという米国発の有名百貨店での仕事、更にパオロ・ロヴェルシというイタリア出身の写真家の被写体となったうえで英国発のトップショップというファッションブランドの仕事を請け、年も後半になるとニューヨークに飛び、デレク・ラム、マーク・ジェイコブス、ナルシソ・ロドリゲス、プロエンザ・スクーラー、・・・こうした名のあるファッションブランド群のショーを飾っていった。
ロシア版の『ヴォーグ』と『i-D』という雑誌に登場し、カナダ出身のメーガン・コリソン、アイルランド出身のララ・マッキャン、ロシア出身のオクサナ・ポートヴァという3名のモデルらとともに『POP』という雑誌に登場。
・・・そうして慌しかった年も幕を下ろし、2008年になると、さっそく1月にヴォーグ誌スペイン版で10ページにわたる特集を受ける。それから間もなくパリに赴いたうえで、アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、クロエ、ジバンシイ、ランバン、イヴ・サン・ローランのコレクションの舞台に輝いた。
この時期のニューヨークにて開かれたファッション・ウィーク―すなわちニューヨーク・ファッション・ウィークにあっては、米国出身のアリ・ステファンズ、ハンガリー出身のアディーナ・フォリズ、米国出身のカーリー・クロス、米国出身のコートニー・スメルスキー、大韓民国出身のダウル・キム、ロシア出身のローラ・ブロキナ、英国出身のアリス・ギブ、英国出身のジョーダン・ダン、ロシア出身のダリア・ストロコウス、・・・これら9名のモデルらとともに要注目のモデルの一人に挙げられもした。
4月になるとハーパース・バザー誌の英国版に姿を見せ、イタリア発のドルチェ&ガッバーナの秋季のカタログに登場。ヴォーグ誌のイタリア版に登場しもしたこの年にあっては、母国スペイン発のファッションブランド群のショーを重点的にこなしていった。
その経歴のうえで飾ってきた広告の数々は、アレッサンドロ・デラクア、アヴェダ、バーグドルフ・グッドマン、コルテフィエル、マンゴ、ニーマン・マーカス、トップショップ、ザラ、・・・。
飾ってきたコレクション―歩いてきたランウェイの数々は、アヴシャローム・グル、バッソ&ブルック、エンポリオ・アルマーニ、アーデム、ファッション・イースト、ジーン・ミュア、ジョン・ロシャ、ジュリアン・マクドナルド、マーガレット・ハウエル、トップショップ・ユニーク、アクリス、バレンシアガ、バルバラ・ビュイ、チャップリン、クロエ、コスチューム・ナショナル、グッチ、ジュンコ・シマダ、ロエベ、ルイ・ヴィトン、マンゴ、シャネル、エリー・サーブ、6267、アレッサンドロ・デラクア、アレキサンダー・マックイーン、アンドリュー・ゲン、アン・クライン、アンテプリマ、アントニオ・ベラルディ、アクアスキュータム、アルマンド・バジ、ベルスタッフ、ブルマリン、クリスチャン・ディオール、クリストファー・ケイン、デレク・ラム、DKNY、ドルチェ&ガッバーナ、エミリオ・プッチ、エトロ、フェルダー・フェルダー、ジェネラ、ジャンバティスタ・ヴァリ、ジャン・ポール・ゴルチエ、ジョナサン・サンダース、ジル・スチュアート、ジョン・ガリアーノ、ジャスト・カヴァリ、ケンゾー、マーロ、マーク・ジェイコブス、マシュー・ウィリアムソン、ミリアム・ポンサ、ミッソーニ、ナルシソ・ロドリゲス、ニコル・ファーリ、ノワール、ポール・スミス、フィロソフィ(アルベルタ・フェレッティ)、プロエンザ・スクーラー、ラグ&ボーン、シンハ・スタニック、ソニア・リキエル、ステラ・マッカートニー、テレザ・エルビグ、サクーン、ティエリー・ミュグレー、TSE、チェル・ミラス、ヴァネッサ・ブリューノ、ヴンダーキント、ヨーゴス・エレフセリアデス、イヴ・サン・ローラン、アイラント、アレキサンダー・ワン、アレキサンドレ・ヘルコヴィッチ、アマヤ・アルズアーガ、アナ・ロッキング、アンドレ・サルダ、アンジェロ・マラーニ、エンジェル・シュレッサー、バッジェリー・ミシュカ、ビル・ブラス、カルメン・マーク、ダックス、ダヴィデルフィン、デレルクニー、ディースクエアード、エルザ・エストゥルジー、フランキー・モレロ、ジバンシイ、フセイン・チャラヤン、ヘスス・デル・ポソ、ホセ・ミロ、ホアン・ドゥヨス、フアンホ・オリバ、ラ・ペルラ、ランバン、レモニエス、リディア・デルガード、マーティン・ラモセ、ミゲル・パラシオ、ミリアム・オカリス、オーネ・ティテル、ポリーニ、プリーン、ロベルト・トレッタ、ロダルテ、シャロン・ワコブ、スターク、トウス、ヴィクトリオ&ルッキーノ、ワイ&ケイ、ザック・ポーゼン、サソ・イ・ブルル、・・・。
茶髪に茶色の瞳。その身長おおよそ1.75m。アナベラ・ベリコヴァ、エグル・トヴィルブテート、エルザ・シルヴァン、フレジャ・ベハ、ハイジ・マウント、イリナ・クルコヴァ、マーシャ・ノヴォセロヴァ、ミラナ・ケラー、シリ・トレロド、・・・こうした同業者らとの交流を持つ。
そんなモデル―シェイラ・マルケスは、いつしか大西洋を越えてアメリカ合衆国のニューヨークにその生活の居を置きつつ、今日もどこかの『美』と『装い』の舞台に彩を送り続けている。
資料
- Sheila Marquez - Model Profile - Fashion on New York Magazine
- Profile of fashion model Sheila Marquez - ファッション・モデル・ディレクトリ
- The Top Ten Models to Watch This Fashion Week -- The Cut: New York Magazine's Fashion Blog