ジョン・カサブランカス
なによりもEMM―エリート・モデル・マネジメント―の創立者としてその名を知られるアメリカ合衆国出身の実業家―それがジョン・カサブランカス(John Casablancas)。
今や世界的に展開し、そして世界最大規模のモデリング・エージェンシーとしてあるEMMの生みの親―そんなカサブランカスは、1942年の12月22日にアメリカ合衆国はニューヨークの地に生まれた。マンハッタンにてその生を享けたジョンの両親はスペイン人―スペインのサバデルという地からやってきたカタルーニャ人であった。
父祖の地ヨーロッパ、メキシコ、そして合衆国で育ち、その教育を主にスイスで受けたカサブランカスは、ブラジルにてコカコーラのフランチャイズでマーケティングの仕事をしたりと、様々な業種で仕事を重ねていった。そして1970年にフランスの『ファッションの都』―パリでモデル・エージェンシーを開き、その2年後―1972年に、アラン・キットラー(Alain Kittler)という人物とともに同地でエリート・モデル・マネジメントを創業するのである。
更に1987年に至って、ジョン・カサブランカス・モデリング・アンド・キャリア・センターズ(John Casablancas Modeling and Career Centers)というモデル養成学校を創立。これまたのちに世界最大のモデル養成校へと飛翔する学校の起こりであった。
自らで生んだEMMを世界的な存在に育て上げたカサブランカスであったが、どうしたわけか2000年をもってこのエージェンシーを去る。
そしてそのすぐのちのこと―『エリート・モデル・マネジメントの未成年モデルらの肉体がその幹部らに性的に提供されていたのではないか』―そのような報道が英国はBBCのドキュメンタリーで伝えられ、自身もそのなかで『その幹部』のうちのひとりであると示唆された。
10代のモデルと夜をともにした―そんな疑惑に対して、カサブランカスはそれを否定せず、少なくとも少女が16歳以下であることを知りながら寝たことはない―そう主張した。
シンガーソングライターのジュリアン・カサブランカスを実の息子に持ち、ファッションデザイナーのセシール・カサブランカスを実の娘に持つ―そんなジョン・カサブランカスは、コロンビア、ボリビア、ペルー、ドミニカ共和国、イタリア、インドネシア、そして合衆国のフロリダ、ニューメキシコ、ワシントン、ペンシルバニア、オハイオ、カリフォルニア、アリゾナ、ニューヨークに支校を置くジョン・カサブランカス・モデリング・アンド・キャリア・センターズの社長としてその今を送っている。
資料
- John Casablancas - Wikipedia, the free encyclopedia
- Elite Model Management - Wikipedia, the free encyclopedia