ブルック・ホワイト

ブルック・ホワイト(Brooke White)〔1983年6月2日生〕―2008年を境に一躍有名になったこの女性は、アメリカ合衆国の人気テレビシリーズ『アメリカン・アイドル』の決勝選手となってその名を広く知らしめた歌手である。

ブルック・ホワイト―その肖像 ~ 2008年3月、アメリカン・アイドル/トップ12の打ち上げの場にて。
ブルック・ホワイト―その肖像 ~ 2008年3月、アメリカン・アイドル/トップ12の打ち上げの場にて。

アリゾナ州の中央部―モルモン教とゆかりの深いメサという町に生まれたホワイトは、この地で幼少の時を送り、ヘリテージ・アカデミーという高校に進み、この高校に在学していた最中の15歳のときに歌を始めた。

高校を卒業してからおおよそ10年の時を経て、既に結婚をしてその夫とともにカリフォルニアに住んでいたホワイトは、2005年―自身初のアルバムとなる『ソングス・フロム・ジ・アティック』をインディーズレーベルからリリース。そして2008年―それまで勤しんでいた乳母の仕事を辞め、ちょうど第7回を数えるアメリカン・アイドルのオーディションへの出場を決意した。

時に24歳。ペンシルバニア州フィラデルフィアの会場から参戦したホワイトは、ザ・タートルズの『ハッピー・トゥギャザー(Happy Together)』、カーリー・サイモンの『ユア・ソー・ヴェイン(You're So Vain)』、パット・ベネターの『ラヴ・イズ・ア・バトルフィールド(Love Is a Battlefield)』、ビートルズの『レット・イット・ビー(Let It Be)』、同じくビートルズの『ヒア・カムズ・ザ・サン(Here Comes the Sun)』、ザ・ポリスの『エヴリ・ブレス・ユー・テイク(Every Breath You Take)』などを用いてその歌声を披露し、回を通して大いなる注目を集め、回を重ねるごとに視聴者らからの人気を盛大に集め、やがて決勝戦まで勝ち抜くのである。

ジェームス・テイラー、キャロル・キング、フリートウッド・マック、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、イーグルス、アメリカ、カーリー・サイモン、ビージーズ、ホール&オーツ、ジョニ・ミッチェル、ボニー・レイット、フィル・コリンズなどの1970年代のアーティストらからの影響を自認。生まれて初めて見に行ったライブはフィル・コリンズのコンサートで、得手な楽器はピアノとギター。

そんなホワイトの好きな男性アーティストは、ビーチ・ボーイズ、ジェームス・テイラー、ジョン・メイヤー、フィル・コリンズ、ホール&オーツ、ビージーズ、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、イーグルス、スティーヴィー・ニックス。好きな女性アーティストは、カーリー・サイモン、キャロル・キング、カーペンターズ、フリートウッド・マック、レスリー・ファイスト、ボニー・レイット、ザ・スプリームス、ジョニ・ミッチェル。・・・実に見事なナード趣味である。おおかた幼少期は―地味で静かな少女だったのだろう。

今も夫とともにカリフォルニアのヴァン・ナイスという町に住み、末日聖徒イエス・キリスト教会―モルモン教―の一信徒でもあるホワイトは、自らを押し上げたアメリカン・アイドルからの一押しとも言えようプッシュを受けつつ、次代のセレブリティのひとりとしての期待を集めている。

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