マルタ・ベルツカルナ
ラトビア出身の女性モデル―マルタ・ベルツカルナ(Marta Berzkalna)〔1985年5月1日生〕。
遥かなるユーラシアのその西方~バルトの揺らぎとともにあって、世に言うバルト三国の一角を成す小国―ラトビア。
この国がラトビア・ソビエト社会主義共和国という社会主義国として今は亡きソビエト連邦の一国としてあった時代・・・『バルトの真珠』と称えられもするその首都―リガという町にその生を享けたマルタは、その経過はここに不詳ながらも、いつしかモデルとしての道を歩むこととなった。
2001年―おおよそ16歳のときにベルンハルト・ウィルヘルムというドイツ発のファッションブランドのショーを歩いてめくるめくランウェイの世界へのデビューを飾り、それから2年の時を経てイギリスのロンドンとイタリアのミラノへ~これら歴史ある『装いの都』を舞台にソフィア・ココサラキとドルチェ&ガッバーナの春季のショーに立って躍進。
ミラノとフランスのパリを舞台に、プラダ、ミュウ・ミュウ、ドリス・ヴァン・ノッテン、リック・オウエンス、ヴィヴィアン・ウエストウッド、・・・こうした錚々たるファッションブランド群のショーを歩いて2004年の幕を開けると、プラダというイタリア発の歴史あるファッションブランドにおける仕事を通して、スティーヴン・マイゼルというあまりに高名な写真家の被写体となる機会に恵まれた。
イギリスの『ボン』という雑誌の表紙に登場し、自身初のニューヨーク・ファッション・ウィークへの参加とともに、BCBG・マックス・アズリア、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、マーク・ジェイコブス、ナルシソ・ロドリゲス、プロエンザ・スクーラー、・・・こうしたファッションブランド群のショーを歩いて年を終えると、さっそくイタリア発のロベルト・カヴァリの送るジャスト・カヴァリというブランドの広告塔へと被起用。
かのスティーヴン・マイゼルとの再開のうえでヴァレンティーノ―このあまりに名高いファッションブランドの仕事を請け、パトリック・デマルシェリエというフランス人写真家による撮影を受けてヴォーグ誌イタリア版に登場・・・大韓民国出身のハイ・パクとともにミラノ発のピアッツァ・センピオーネというファッションブランドの秋季の広告に登場・・・そしてヌメロ誌米国版とヴォーグ誌フランス版に登場。
そうした活動と移ろいののちに2006年を迎えると、さっそくアクリスというスイス発の歴史あるファッションブランドの広告塔への起用を受け、フレア誌イタリア版の表紙を飾ったうえ、パオロ・ロヴェルシというイタリア人写真家の撮影を受けたうえでヴォーグ誌イタリア版に、更にはマリオ・テスティーノというペルー人写真家の撮影によって同誌のフランス版に登場。
ウクライナ出身のスネジャナ・オノプカとポーランド出身のアンニャ・ルービックとともにかのマイゼルの被写体となったうえでイタリア発のドルチェ&ガッバーナの仕事をこなし、そうして年も半ばという頃になると、エレナ・エムチュクというウクライナ人写真家の撮影を受けてヴォーグ誌日本版に登場した。
やがてバレンシアガの秋季の広告~ブルーミングデールズという有名百貨店の同季のカタログ~こうした媒体における仕事をこなして2006年も閉幕。
そのキャリアも7年目を迎えた年―2007年には、タケイという名の日本人写真家の撮影を受けてヴォーグ誌スペイン版に姿を見せ、年も暮れゆく頃になってイタリアの『アミカ』という雑誌の表紙を修飾。その翌―2008年にあって同誌の表紙を再び飾った。
その経歴のうちに飾ってきた広告の数々は、アルマーニ・コレツィオーニ、ダニエル・スワロフスキー、ジャスト・カヴァリ、マーガレット・ハウエル、モスキーノ・ジーンズ、ナンニーニ、ピアッツァ・センピオーネ、プラダ、ヴァレンティーノ、・・・。
飾ってきたコレクション―歩いてきたショーの数々は、ベルンハルト・ウィルヘルム、ミウハ・ホン、アナンド・ジョン、ゲン・アート、ヨウイチ・ナガサワ、ドルチェ&ガッバーナ、ジボ、ルエラ、ニコル・ファーリ、ソフィア・ココサラキ、ドリス・ヴァン・ノッテン、イザベル・マラン、イッセイ・ミヤケ、ミュウ・ミュウ、プラダ、レヴィヨン、リック・オウエンス、ヴィヴィアン・ウエストウッド、アリス・ロイ、アズ・フォー、BCBG・マックス・アズリア、ダイアン・フォン・ファステンバーグ、ジェフリー・チョウ、ジル・スチュアート、ラコステ、マーク・ジェイコブス、ナルシソ・ロドリゲス、ペリー・エリス、プロエンザ・スクーラー、リチャード・チャイ、ロベルト・メニケッティ、サクーン、ヴィヴィアン・タム、ジャスト・カヴァリ、エクステ、アルベルタ・フェレッティ、マルニ、バーバリー、ミッソーニ、ジョン・リッチモンド、ガイ・マッティオーロ、モスキーノ、アレッサンドロ・デラクア、ガエタノ・ナヴァッラ、アマヤ・アルズアーガ、ディオール、ウンガロ、ヘルムート・ラング、セリーヌ、アン・ドゥムルメステール、シャネル、アクリス、ニナ・リッチ、ディーチェ・カヤック、エルメス、ジョン・ガリアーノ、ヴァレンティーノ、ルイ・ヴィトン、ランヴァン、ケンゾー、イヴ・サン・ローラン、アンジェロ・マラーニ、アントニオ・マラス、ベイビー・ファット、ベンジャミン・チョー、ビル・ブラス、ビブロス、キャサリン・マランドリーノ、チヴィディーニ、コステロ・タグリアピエトラ、コスチューム・ナショナル、ダナ・キャラン、ヘザレット、ジェニファー・ニコルソン、ジェレミー・スコット、ジル・サンダー、カイ・ミラ、ラヴ・セックス・マネー、ミラ・ショーン、ピーター・ソム、リーム・アクラ、テス&テス、テューラ、ヴェラ・ウォン、ヴェロニク・ブランキーノ、ヴェルサーチ、ワイ&ケイ、イヴ・サン・ローラン・リヴ・ゴーシュ、ジバンシイ、アレキサンダー・マックイーン、アンドリュー・ゲン、アンナ・モリナーリ、アナ・スイ、アクアスキュータム、バレンシアガ、ベティ・ジャクソン、カミラ・スターク、カルメン・マーク・ヴァルヴォ、クロエ、クレメンツ・リベイロ、クリップス、コルソ、ディーゼル・スタイルラボ、ダグラス・ハーネット、ファッション・フォー・レリーフ、フランチェスコ・スコーニャミリオ、ジャンフランコ・フェレ、ジャイルズ・ディーコン、イミテーション・オブ・クライスト、ジョナサン・サンダース、マーガレット・ハウエル、ポール・スミス、プリーン、ローランド・モーレット、ロザ・チャ、サルヴァトーレ・フェラガモ、ソニア・リキエル、ストラネス、トレンド・レ・コパン、ユニーク、ザック・ポーゼン、6267、アレキサンドレ・ヘルコヴィッチ、アンテプリマ、アントニオ・ベラルディ、ブーディカ、ブリオーニ、チャップリン、ドゥー・リー、エルマンノ・シェルビーノ、ラ・ペルラ、マリエラ・ブラーニ、ミス・シックスティ、マイセルフ、オークリー、TSE、ベッツィ・ジョンソン、ブライアン・レイエス、カンパニーヤ・マリチマ、エステバン・コータザー、フィジコ、ミス・ビキニ、テル・エ・バンティーヌ、VPL、ヴンダーキント、ボッテガ・ヴェネタ、・・・。
茶髪に青の瞳。その身長おおよそ1.78m。アリッサ・ミラー、ルカ・ガジャス、ナターシャ・ポーリー、ケレル・ヤンセン、・・・こうした同業者らとの交友を持った。
そんなモデル―マルタ・ベルツカルナは、数多のショーの舞台の仕事をこなした華やぎの時もやがては過ぎ~いつしかほとんど引退という状況に入った。
そのキャリアも8年目を廻っては、ついにその仕事の記録も消え~世紀の初頭にささやかながらもその名を残し留め―今日もどこかの街にひとりの女性としての時を過ごしている。
資料
- Marta Berzkalna - Model Profile - Fashion on New York Magazine
- Profile of fashion model Marta Berzkalna - ファッション・モデル・ディレクトリ