ヨーヨー・ダイエット

ヨーヨー・ダイエット(Yo-yo diet)―ダイエットのその期間中にその体重が増減を繰り返すこと―その現象をこう呼ぶ。ヨーヨーとはすなわちあのヨーヨー(玩具)のことで、ヨーヨー効果(Yo-yo effect)などとも言う。

アメリカ合衆国はイェール大学のケリー・D・ブロウネル(Kelly D. Brownell)という博士が提唱したこの概念は、視覚のうえでその文字通りの現象を説明する。

すなわち、始めは減量に成功するものの、その維持に失敗して元の体重に戻る―時には減量前を超える体重を得る。そしてダイエッターはまた減量を求め、体重を減らし始める―また元の体重に戻る。そう、まさしくヨーヨーの周期―上がり下がりを繰り返す様はまさしくその周期。

このような現象が起こってしまう原因は、当然ながら様々あるものの、まずもって挙げられるのが、そのダイエットの方法が極端であること―その手段が過激であることだ。

その初期における減量の成功―筋肉や脂肪の消失―を見てダイエッターは歓喜し、そして一種のマゾヒズムに陶酔するように、成し遂げた断食や減食を誇る。

しかし過激なダイエットはしばしば―その敢行者(ダイエッター)の身に疲労をもたらし、気分の落ち込みをもたらし、更に怒りっぽい情動をもたらし、それらをしてそのダイエットの維持を困難たらしめる。かくしてダイエッターは以前の食のサイクルを取り戻し、やがて体重を取り戻し始める―リバウンドの時を見る―のだ。

この現象を起こしやすいクラッシュ・ダイエットのような極端な種類のダイエット法は、特に運動を伴うダイエット法の代わりとして用いられがちである。あくまで身体にやさしく―自身の健康を考慮するならば、このような現象をなるだけ経験しないことが推奨されよう。

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