ロサンゼルス・カウンティ・ミュージアム・オブ・アート

アメリカ合衆国の西部はロサンゼルスの街の大通り―ウィルシャー・ブールヴァード(Wilshire Boulevard)に位置する、西海岸で最大の規模を誇る総合美術館、それがロサンゼルス・カウンティ・ミュージアム・オブ・アート(Los Angeles County Museum of Art)である。

― Los Angeles County Museum of Art
― Los Angeles County Museum of Art

強いて日本語に訳せばロサンゼルス郡美術館またはロサンゼルス郡立美術館か。LACMA(ラクマ)との略名で知られるこの美術館は、国内のもののみならず世界中の文物を―その古代から現代までに及ぶ25万点以上の芸術作品を収めている。

この美術館の起源は、当地に1913年に創立された博物館―ロサンゼルス郡立自然史博物館(Natural History Museum of Los Angeles County)にある。この博物館から1961年に独立のうえで新たに設立されたLACMAは、それから4年後の1965年に現在地のウィルシャー・ブールヴァードに移設。そして巨大な美術館に生まれ変わったのである。

西洋から東洋まで―古代からそして現代まで―実に多岐にわたる膨大な文物の数々を収蔵しつつ、土産物屋から資料館からカフェまでをそこに用意し、古代の壁画からガジン・フジタのグラフィティ・アートまでを置くその館内に、パヴィリオン・フォー・ジャパニーズ・アート(Pavilion for Japanese Art)という区域がある。

パヴィリオン・フォー・ジャパニーズ・アートに至るその路
パヴィリオン・フォー・ジャパニーズ・アートに至るその路

名建築家のブルース・ガフ(Bruce Goff)が設計に当たったパヴィリオン・フォー・ジャパニーズ・アートは、その名の通り日本の美術品―その古跡、陶磁器、漆器、織物、焼物、絵画、彫刻、...などを集めたところで、遥か紀元前3000年から現代までの文物群を収めているという。1978年から10年の歳月を掛けて完成したこのパビリオンは、ウェブの有名百科事典―ウィキペディアで唯一独立した記事[2]を持つことからして、どうやらこの美術館の目玉的なパビリオンのようである。

アメリカ合衆国の数多の美術館と同じように、数多の篤志家らからの寄付に支えられているLACMAは、『オンライン・コレクション』と題して、6万点を超える作品の数々をウェブにも展示。

更にはしばしば祭を―時には美術というその枠を超えて、音楽にまつわるイベントを催し開いたりもするようである。

イタリアの名建築家―レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)の主導によるその大規模な建て替え計画が2004年から始まっている。段階的に進められているこの衣替えは、2008年―そして2010年をもって完遂に至る予定だ。

イタリア出身の日雇い労働者―サイモン・ロディアの遺志を受け継ぎ高らかに聳えるワッツ・タワー(1994年、4月) ~ 館の敷地を飛び越えた場所に存在するこうした文物も、西海岸の美術の殿堂―LACMAは見逃さない。[1]
イタリア出身の日雇い労働者―サイモン・ロディアの遺志を受け継ぎ高らかに聳えるワッツ・タワー(1994年、4月) ~ 館の敷地を飛び越えた場所に存在するこうした文物も、西海岸の美術の殿堂―LACMAは見逃さない。[1]

目次

営業情報

営業日時

  • 月/火/木曜日 : 12:00〜20:00
  • 金曜日 : 12:00〜21:00
  • 土/日曜日 : 11:00〜20:00
  • 水曜日 : 休館

料金

  • 〜17歳 : 無料
  • 18歳〜61歳 : 9.00米ドル
    • 学生 : 5.00米ドル
  • 62歳〜 : 5.00米ドル

これらによらず、17:00以降の入場と毎月第2火曜日は無料。

所在と交通

住所は5905 Wilshire Boulevard, Los Angeles CA 90036 U.S.A.にて、電話番号は323-857-6000、ダウンタウンからメトロバス20番/720番でおおよそ40分。

資料

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