公共広告機構 CM 命を大切に

公共広告機構 CM 命を大切に(こうきょうこうこくきこう シーエム いのちをたいせつに)youtube.pngは、shuniumという日本在住の人物の手により、2007年の7月17日にユーチューブ(YouTube)に公開された映像である。

―『あなたが大切だ。』
―『あなたが大切だ。』

広告のもつ強力な伝達力や説得機能を生かし、社会と公共の福祉に貢献することを目的として・・・』―昭和46年(西暦1971年)の大阪に産声を上げた社団法人、公共広告機構。この動画は、茨城は土浦出身の女優―栗山千明(くりやまちあき)の出演による『あなたが大切だ。』と題されたその一作品をその内容としている。

全長59秒。そのアップロードからおおよそ10ヵ月後にあたる2008年5月12日の時点で、おおよそ3万2千2百の閲覧数、そこに6のコメントが寄せられている。

『あなたが大切だ。』

大手広告代理店の博報堂(はくほうどう)をその主体として2005年―ラジオ/新聞/雑誌/ポスターの広告とともに制作されたこの映像は、テレビ広告―コマーシャル―として発表されたもので、この動画に付された題名の通り、『命の大切さ』というものに焦点を当てたものであるという。

命の大切さ。これまでのACのテーマの中でも最も根源的かつ大きいテーマだと思いました。この問題に今どうアプローチすれば救いや希望を見出せるのか、自問自答する日々が続きました。悩んだ末に出てきたのが「あなたが大切だ。」というシンプルなメッセージです。人間は誰しも関係性の中で生きています。それをまわりくどく表現するのではなく、静かな、しかし確かな心の叫びとしてずばりと表現する。メッセージを分かりやすく、ストレートに訴求していくことをテーマの基本としました。

その展開は極めて簡素なもので、その長い黒髪を風になびかせる栗山千明が微動だにせず、次のような言葉を背後にしきりにこちらを見つめる―というもの。

―『命は、大切だ。』
―『命を、大切に。』
―『そんなこと、何千何万回言われるより、』
―『あなたが大切だ。』
―『誰かが、そう言ってくれたら、』
―『それだけで、生きていける。』

そして最後に次のようなナレーション(語り)が入り、映像が幕を下ろす。

―『明日のために、今始めよう。公共広告機構です。』

栗山千明という人物自体の印象も手伝ってか―映像の全体にわたってどこか不気味な雰囲気が漂っている。『背筋がゾクッとした』―そして、『彼女から語られるその言葉がじんわりとあたたかい』―『確実に心を揺さぶられた』―そのような感想をあらわにする人もあった[1]

資料