notrax
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2008年5月29日 (木) 23:29の版
東京都渋谷区にその根城を置くネットコンシェルジェという株式会社が提供するブラックミュージックのポータルサイト―それがnotrax(ノートラックス)である。
各コンテンツの最古のログの時期から見て、2004年の前半期頃に始動したものと思われるこのウェブサイトは、『商業化して久しいヒップホップへの失望の声』を踏まえ、そして編集長―尼口友厚自身の同様の失望の念を背景に、ヒップホップを取り巻く問題を『優れたアンダーグラウンドのタイトルを紹介していないメディア』にあるものとし、『メジャーやマイナーという枠に囚われることなく新しい才能と優れたタイトルを常に紹介してゆく』―そのような理念を明らかにしている。
トップページの全タイトルは『notrax _ 100% Black Music _』。ある検索エンジンの一行解説によれば、『ヒップホップとR&Bの話題を中心に扱う、ブラックミュージック専門の情報サイト』。[1]
『ヒップホップのあらゆる最新情報を見ることができる』という声もある[2]ように、膨大な情報量を控え、そのニュースの数々は『Yahoo!ニュース』に配信されることもあるという。
コンテンツ
- Topix(トピックス) - 文字通り、ブラックミュージックに関したその月の真新しい話題を取り上げてゆく。2004年5月からのログが保存されている。
- News(ニュース) - 文字通り、ブラックミュージックに関するちょっとしたニュースを配信してゆく。2004年4月からのログが保存されている。
- Forum(フォーラム) - いわゆる掲示板。シンクソートというソフトウェア企業の製品で構築された掲示板で、参加者が立ち上げたひとつの議題(トピック)に対して参加者が返信できるという仕組みになっており、議題別のアクセスランキングも用意されている。
- Mic Relay(マイク・リレー) - ここnotraxでフィーチャーを受けている(と見られる)DJ MITSU THE BEATSという人物の日記。
- Bands(バンズ) - ブラックミュージックに関した様々なアーティストらについてのちょっとした紹介頁のデータベース。その数は膨大である。
- Lock the S**t(ロック・ザ・シ○ト) - ブラックミュージックに関した作品のレビュー群。2004年4月からのログが保管されている。
- Video Bunch Up(ビデオ・バンチ・アップ) - ブラックミュージックに関した作品のミュージックビデオ群(YouTube)を置いているところで、2008年5月30日の時点で1696本がある。
- Ebony Pages(エボニー・ページズ) - ブラックミュージック周辺のブランド―主に服―を扱う全国のいくつかのショップの紹介。各々の店舗による自己紹介と見られる。
- Mail Magazine(メール・マガジン) - notraxの月2回配信のメールマガジンの購読の登録をするためのページ。
- Live Acts Event(ライブ・アクツ・イベント) - ブラックミュージックに関した様々なアーティストらの日本公演についての情報。
- Special(スペシャル) - 読者プレゼントなどの特別企画を提供するページ。