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ブラジル出身の女性モデル―ダニエラ・サラヒバ(Daniella Sarahyba)〔1984年7月8日生〕

西暦1984年―本名をダニエラ・サラヒバ・フェルナンデス(Daniella Sarahyba Fernandes)という―そんな彼女は、大西洋の遥かなる水面を見据えるブラジル連邦共和国はそのリオデジャネイロの町に生まれた。

スペイン人とレバノン人―大西洋の向こう側に横たわる地中海とのゆかりをともに深くたたえるこれらの血を引くその生を享けたサラヒバは、自身が生まれる前からこの国で活動していたモデルであったその母親に連れ添う形で、実に生後3日目にして『モデル』の仕事を経験することになった。

・・・それは親子を主題に扱うブラジルのとある雑誌の表紙を飾るというもので、のちのスーパーモデル―ダニエラ・サラヒバのささやかな胎動であった。

そのモデルとしての経歴が本格的に始動したのは、地元のとあるモデル関係のコンテストに参戦したときだった。

・・・時に12歳。この大会で優勝を飾ったダニエラは、やがてIMGモデルズという、アメリカ合衆国の『ファッション・キャピタル』―ニューヨークに本拠を置く名門モデリング・エージェンシー(モデル事務所)と契約することになった。

それからというもの、ベネトン、カルツェドニア、C&A、カンパニーヤ・マリチマ、ギャップ・ボディ、H&M、メイデンフォーム、ミカエル・スターズ、オリンパス、プジョー、ヴィクトリアズ・シークレット、・・・こうした錚々たる名ブランド群の広告の仕事を請けつつ、同時に数多の雑誌の表紙を飾りながらに成功への階段を上っていった。

茶髪に茶色がかった緑色の瞳。その身長おおよそ1.78m。『スポーツ・イラストレイテッド』というアメリカ合衆国の雑誌のその水着特集に幾度も姿を見せたことで更に大きくその名を馳せ、その本業の傍らで女優としての活動を夢見てもいる。

―そんなダニエラ・サラヒバは、『官能的』―そう評されることしばしばの存在感を従えながらも、いつの日にあってか次のような発言を残してもいる。

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『おっぱいを見せたりすることだけがセクシーなのだとは思わないよ。ありのままのあなたでいようよ。それがセクシーだと思うよ私は。』
〔I don't think sexy is just you show your boobs and whatever; be natural like you are... just be you and I think that's sexy.〕
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