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2007年11月2日 (金) 08:51の版

福岡県の県都・福岡市の博多区のほど外れのところにあるその公立中学校、福岡市立 三筑中学校ふくおかしりつ さんちくちゅうがっこう)は、創造、練磨、礼節を校訓としつつ、周辺のその数14の町を校区としている。

目次

歴史

三筑中学校の歴史は、その創立の時にあたる昭和23年(西暦1948年)の5月に始まりの時を見た。[1]

創立は那珂町(なか-)、曰佐村(おさ-)、春日町(かすが-)という3つの町村の組合によるもので、かつてこの地にあった九州飛行機青年学校の跡地に開校。当初は春日市の桜ヶ丘(さくらがおか)に位置していた。[2]現所在地―福岡市博多区三筑―からちょうど南のところに位置する街区である。

昭和29年(西暦1954年)の10月にはのちの春日市立春日中学校にあたる三筑南中学校が分離独立。[3]

しだいに生徒の数も増加し、その開校から10余年を経たのちに現在の三筑小学校の位置するところに移転し、更にそれからおよそ10年後の昭和54年(西暦1979年)に至って現在の地に移転した。[4]

態様

博多区の南の外れから北へ博多駅の界隈までを結ぶ筑紫通りという大通りから伸びる脇道の先に位置し、九州旅客鉄道鹿児島本線の線路と西鉄天神大牟田線の線路とが交差する地点を間近に見据える三筑中学校は、同市内の那珂南小学校(なかみなみ-)の校区にあたる銀天町(ぎんてんちょう)、寿町(ことぶきちょう)、昭南町(しょうなんまち)、新和町(しんわまち)、竹丘町(たけおかちょう)、西春町(にしはるまち)、春町(はるまち)、光丘町(ひかりがおかまち)、元町(もとまち)、三筑小学校の校区にあたる相生町(あいおいちょう)、南八幡町(みなみはちまんまち)、諸岡(もろおか)、そして三筑、更に両小学校の校区にあたる南本町(みなみほんまち)をその校区とし[5]、春日市の白水大池という大きな溜め池に発する諸岡川の流れを間近に湛える。

これらの街区のうちの銀天町というところは、通称『雑餉隈(ざっしょのくま)』―いわゆる歓楽街として飲食店や性風俗の店が軒を連ねる街でもある。

学級の数は平成19年(西暦2007年)5月1日の時点で18、同時点での生徒数は563人。[6]福岡市内の他の数多の中学校と同じように、ヤンキーとギャングスタを混ぜたような風貌の生徒たちの憩いの場となっているのであろうか。それが多数とまではゆかなくとも、少なくとも数人はいることであろう。

『三筑』

所在地にあたる街区の名称―三筑という地名は、かの地が昭和43年(西暦1968年)に迎えた町名の変更にともなって、板付(いたづけ)と麦野(むぎの)という大字の地の一部が合併したことによってこの地に生まれたもので、この三筑中学校の名に由来している。これは筑紫郡(ちくし-)の三町村―創立に関わった那珂町/曰佐村/春日町―の意味からつくられたのであったという。[7]

所在と周辺

所在は福岡県福岡市博多区三筑1丁目10番1号。最寄の電停はJR鹿児島本線笹原駅または西鉄天神大牟田線雑餉隈駅。ほど近くに、金光教の『雑餉教会』、正光寺という浄土真宗の寺などがある。